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奈良山瓦窯跡
 

今から1300年の昔、平城遷都が決定し、都近郊には様々な工房が設けられました。平城宮の宮殿や役所に葺かれた瓦は、数百万枚ともいわれています。
京都と奈良の境にある奈良山丘陵は瓦に必要な粘土や燃料に恵まれており、瓦の一大拠点となりました。木津川市では音如ヶ谷瓦窯跡、鹿背山瓦窯跡、市坂瓦窯跡、梅谷瓦窯跡の4ヶ所の瓦窯跡が、歌姫瓦窯跡(奈良市)を含め、総面積約3万8千m2の「奈良山瓦窯跡」として国の史跡に指定されています。
これらの瓦窯跡はいずれも住宅街にあり、公園として保存されるなど整備が進んでいます。

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音如ヶ谷瓦窯跡
 (相楽台七丁目)

音如ヶ谷遺跡公園として2基の瓦窯跡レプリカ(原寸大)が設置され、公園整備されています。1979年の発掘調査によって4基の瓦窯跡と数棟の堀立柱建物が発見されました。
瓦の文様から「法華寺」の創建瓦を焼いた窯であることが判りました。

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鹿背山瓦窯跡
 (鹿背山)
通常、造瓦所では窯跡のみの検出が多いが、この遺跡では粘土採掘場、運搬通路跡、工房建物跡、瓦窯や運搬用につかわれた「もっこ」の一部など瓦の粘土から製品として運び出される一連の工程がわかる奈良時代の遺跡が発見されたのは全国初です。2基の瓦窯跡が出土され、一部は平城宮の建物の屋根に葺かれた瓦と文様が一致。小石を敷きつめた二つの通路状遺構は、1つは粘土採掘坑から建物跡へ、もう1つは焼成した瓦を窯から運び出す通路と考えられ、一輪車の轍が明瞭に残っていました。瓦の文様から難波宮から平城京遷都前後と見られています。
市坂瓦窯跡
 (州見台八丁目)
上人ヶ平遺跡公園として公園整備されています。関西学研都市整備に伴って1984年に調査が開始されました。この工房では、都城の造営という瓦の大量需要を賄うため、大量の製品を効率よく生産するためのシステムが整えられていました。長大な東西棟建物(9間×4間)が整然と南北に4棟並ぶ堀立柱建物群は、それぞれほぼ軒を接しており、建物の内部空間は、さながら大工場の内部を想起させます。
2号・8号窯のみが調査されていますが、すべて奈良時代後期のもので、半地下式のロストル式平窯と考えられています。時期差はなく、同時期に8基の窯が効率よく創業していたようです。
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梅谷瓦窯跡
 (梅美台五丁目)
梅谷瓦窯跡緑地として整備されています。緑地は広さ約480m2、散策路は瓦窯跡を示す石敷きや案内板などが設けられています。
1972年の調査で、「興福寺」創建時の瓦と同じものが確認され、1993年の発掘調査では登り窯2基、平窯2基、中間形態の窯3基の計7基が発見されています。
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歌姫瓦窯跡
 (奈良市歌姫町)
昭和28年に奈良県教育委員会により発掘調査され、南北に連なる6基の平窯が確認されています。窯壁には平瓦と粘土を用い、焚き口には石材を使用。平城宮屋瓦を焼成されていたと考えられ、きわめて重要な役割を果たした官窯と見られています。
※(参考)現地碑文および、当時新聞掲載文、現地説明会資料など

 

 
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