第15回 木津川市フォトコンテスト

たくさんのご応募ありがとうございました。

応募総数227点の中から厳正な審査を行い、下記の作品が入賞されました。
また、下記の期間「木津川市フォトコンテスト入選作品展」を行います。

● R6年3月8日(金)~3月21日(木) 10:00〜21:00
【終了】イオンモール高の原4F(平安コート吹抜け前)

● R6年4月6日(土)~4月19日(金) 9:00〜22:00
【終了】あじさいホール(加茂文化センター)
○4/8(月)、15(月)は休館。最終日4/19は15:00まで

● R6年4月26日(金)~5月9日(木) 10:00〜21:00
【終了】ガーデンモール木津川1F(セントラルコート)
○最終日5/9は14:30まで

● R6年7月2日(火)~7月18日(金) 8:30〜17:15
【終了】木津川市役所 1F 住民活動スペース前
○7/6、7、13、14の土日、15の月祝は閉庁 最終日7/18は15:00まで

● R6年8月23日(金)~9月6日(金) 8:30〜19:00
【終了】アスピアやましろ(山城総合文化センター) スクエア前
○8/26、9/2(月)は休館。最終日9/6は15:00まで

● R6年12月10日(水)~12月26日(木) 9:00〜16:30
ふるさとミュージアムやましろ※(山城郷土資料館)
○12/16、23(月)は休館。最終日12/26は15:00まで

上記以外にも以下での展示を予定しています。
日程が決まり次第、またこちらの内容を更新していきます。

● アル・プラザ木津1F サテライト観光案内所※
※スペースの都合により、上位のみの展示です。

全体の講評

中山 真幸 氏(特別審査員)

入選された皆さま、おめでとうございます。
木津川市の春夏秋冬の風景や行事を魅力的に表現した作品が集まり、入選作を選ぶのに苦労した見応えのあるフォトコンテストでした。
特に入賞された作品についてはダイナミックなアングル、バランスの良い無駄のない構図、適切な露出と色彩など撮影技術やセンスの高さを感じました。
違和感のない人物配置や人物の一瞬の表情の捉え方にも素晴らしいものがありました。
また、今まで見たことがない木津川市の風景を教えてくれた作品もあり、フォトコンテストの意義を感じさせてくれました。

少し気になったのは(入賞作品ではないのですが)、コピー用紙での応募があった点です。
せっかく素晴らしい写真でもコピー用紙では綺麗に印刷できずに魅力が伝わりにくいです。
自宅で印刷される場合にはぜひ写真印刷用紙で印刷しましょう。

WINNING WORKS 入選作品

京都府知事賞
『あじさい寺の思い出』
表 弘明 様(城陽市) 岩船寺
紫陽花の入った鉢が画面をはみ出すようなダイナミックなアングルが素晴らしく、鉢の大きさに無限の広がりを感じます。水に濡れた紫陽花の質感も上手に表現されています。迫力と美しさの両方を兼ね備えたとても魅力的な作品です。
木津川市長賞
『雪のかくれんぼ』
岡田 光子 様(木津川市) 浄瑠璃寺
雪の浄瑠璃寺の美しさを見事に表現された作品です。一面の白い雪の中に立つ赤い塔、前景の池の入れ方など全体の構図がとてもしっかりしています。年に一度のチャンスを逃さない撮影意欲も伝わってきます。
木津川市観光協会賞
『遺構巡り』
金井 正顕 様(宇治市) 梶ヶ谷隧道
大仏鉄道遺構巡りをされている何気ない自然な雰囲気にとても好感が持てる作品です。細かな点ですが、トンネルの向こうの光が入る角度で撮られたところにうまさを感じます。この作品を見ていると、声を掛けて一緒に歩きたくなる気持ちになります。
特別審査員賞
『春風サイクリング』
塩見 芳隆 様(京都市) 加茂町駅東佃木津川左岸堤防
青空の下、桜並木の中を赤い服でサイクリング、カメラマンの憧れの風景ですね。一瞬の撮影だろうにも関わらず、前景の大きな桜の入れ方、人物を後方の桜の中にすっぽり入れた構図も素晴らしく、ピントもしっかり合っていて見事です。
木津川市議会議長賞
『高麗寺跡の夕照』
市川 礼二 様(奈良市) 高麗寺跡
こんな風景があったのですね。美しい夕景の中の初めてみる風景に魅入ってしまいました。綺麗に伸びている遺跡の影、少し大き目の空をシルエットになった木で隠したところなど、光と影の使い方がとてもお上手です。
木津川市教育長賞
『私も担ぎたいなー』
西田 喜久代 様(木津川市) 岡田国神社
何とも微笑ましい作品です。作品全体に愛情が満ちています。お二人のおじさんの表情とポーズが何とも言えず素敵です。後ろを向いている女の子の笑顔も見えるようです。布団神輿をしっかり入れられたのも成功でした。
京都府観光連盟賞
『蝋梅香る雪の参道』
前野 比登志 様(木津川市) 浄瑠璃寺
何気ない浄瑠璃寺の参道を見事な作品にされています。雪を被った蝋梅を大胆に入れた構図がこの作品の最大の魅力です。空に浮かぶ白い雲も雪との対比で良かったと思います。
木津川市商工会長賞
『大護摩供養』
北川 茂博 様(久御山町) 神童寺
煙に日が差した瞬間の斜光に気付かれた時点で手応えがあったのではないでしょうか。神聖な行事の雰囲気も良く伝わってくる見応えある作品です。
お茶の京都DMO賞
『幻の都』
矢嶋 美千代 様(精華町) 恭仁宮跡
現地で閃いたのでしょうか。題名と作品がピッタリです。短い期間でしたが、ここに都があったことを改めて思い出させてくれる素敵な作品です。
京都新聞賞
『国分寺七重塔跡』
西村 謙 様(八幡市) 山城国分寺跡
大きく入れた礎石、柿の木、青い空、恭仁京を撮るときのお手本のような作品です。遠方の民家も違和感なく、この場所の情景を感じさせてくれてよいと思います。
朝日新聞社賞
『蒼天を突く』
大村 昌弘 様(木津川市) 木津町
ふれあい広場のモニュメントを思い切って下から見上げる大胆な構図が迫力を感じます。青空がモニュメントに映り、空に溶け込んでいくような雰囲気もいいですね。真ん中をずっと開けた部分にも視線誘導されて魅力的です。
毎日新聞社賞
『極楽浄土の楓』
瀧﨑 健 様(木津川市) 浄瑠璃寺
前景の紅葉、遠景の本堂を素直に撮られたのが伝わってきます。上部の黒い枝が良いアクセントになっています。画面上部の白い空をカットし、池の映り込みをもう少し入れた構図にしていればさらに上位を狙えたと思います。
読売新聞社賞
『グリーンシンフォニー』
浅井 重美 様(木津川市) JR奈良線棚倉〜玉水間
緑の電車を主役に、前景の緑の稲穂、遠景の緑の竹藪と少しずつ違う緑色で全体をまとめたところが魅力の作品です。電車をしっかり止めて撮影されていてお上手です。
産経新聞社賞
『照らされる岩船寺』
大道 和典 様(木津川市) 岩船寺
岩船寺もこういう撮り方ができるのですね。とても新鮮で素敵な作品です。もう少し上向き(池の部分を少しカットし、左上の黄色い紅葉をもう少し入れる)にされたらさらに面白い作品になったかもしれません。
優秀賞
  • 『高い高い』

    山岡 貴 様(木津川市) 御霊神社
  • 『ひっそりとしっとりと』

    中村 敏明 様(城陽市) 岩船寺
  • 『夕暮れの虫送り』

    北川 博士 様(久御山町) 椿井西
  • 『雪景色の中を走る』

    朝日 政英 様(大阪市) 加茂町大野
  • 『猫?』

    西嶋 るい 様(京田辺市) 岩船寺
佳作
  • 『秋色に染まる』

    砂原 陽一 様(木津川市) 西念寺(鹿背山)
  • 『夕映え』

    田中 敬二 様(木津川市) 木津川橋より
  • 『恭仁京跡残雪』

    木村 陽一 様(木津川市) 加茂町
  • 『別世界への山門』

    土肥 雅也 様(木津川市) 岩船寺
  • 『コスモスの小径』

    福島 一芳 様(久御山町) 恭仁宮跡周辺
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