海住山寺
加茂エリア創建は天平7年(735年)聖武天皇が大仏造立平安祈願の為、良弁僧正に命じて建立させ十一面観音菩薩を安置したのが始まりと言われましたが、この寺は保延三年(1137年)に焼失しました。その後、承元二年(1208年)笠置寺にいた解脱上人貞慶がこの観音寺の廃址に移り住み、草庵をいとなんで補陀洛山海住山寺と名づけ中興されました。この後を継いだ慈心上人覚真は先師の遺志をうけていよいよ戒律を厳しくし、寺観の整備に力をつくしました。現存の五重塔(国宝)は、建保2年(1214年)慈心上人によって建てられたもので、心柱が初層で止められている点は建築史上有名です。のち、寺門は大いに栄えて塔頭58ヶ坊をかぞえた時期もありましたが、天正年間には現本堂を中心に整備統一されました。昭和38年(1962) の解体修理にあたり、五重塔初重の軒下に裳階が復元されました。
名称 | 海住山寺(かいじゅうせんじ) |
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住所 | 〒619-1106 京都府木津川市加茂町例幣海住山20 |
電話番号 | 0774-76-2256 |
時間 | 拝観時間:9:00~16:30 ※※法要・ご祈願の間は拝観待ちの場合があります。 |
駐車場 | ■駐車場:有 大型バスは進入不可 |
Web | http://www.kaijyusenji.jp/ |
https://twitter.com/kaijyusenji | |
その他 | 本堂内拝観(本尊重文十一面観音菩薩、他) 500円(入山料を含む) ※ハイキング・写真撮影・散策等の方は入山料お一人100円 (文化財特別公開期間中の入山料は300円) ※ハイキング等の境内での食事休憩は本堂拝観申し込み者に限る ※境内一帯での三脚の使用は本堂拝観申込の方に限ります ※特別展期間中は別料金となります |