創建は大宝元年(701)といわれています。近世以前は御霊神社が「上の宮」と呼ばれていたのに対し、当社は「下の宮」とよばれ、椿井から上狛にかけての人々の信仰を集めてきました。月読尊(つくよみのみこと)を祀った本殿は、文化五年(1808)に奈良春日社若宮本殿を移築したものです。向かって右には牛頭天王を祀った御霊神社の本殿があります。
拝殿・表門・境内社御霊神社本殿(桃山・江戸時代)は京都府登録文化財です。松尾神社の東方から南方にかけて起伏する一帯は、小型古墳群が散在しています。松尾神社の参道が敷設されたところは、松尾古墳群です。
道幅に限界がありますので、竹林を満喫しながら徒歩でたずねるのがオススメです。
JR上狛駅より徒歩約21分。
または、コミュニティーバス「山城中学校」下車、徒歩約9分。
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